「3月31日の韓国の感染者数は190.87、死者数は3.18なので、感染者発見率は60.02です。」

「日本の感染者発見率は35.0ですから、韓国は感染者の追跡調査をしっかりやっていることになりますね」と町会長。

「確かに、日本と比べるとしっかりやっているように見えますが、シンガポールの282.8の4分の1にも達していません。シンガポールが新型コロナウイルスの感染を終息させることができないのですから、韓国が感染を終息させるのは不可能です。感染は拡大しつつあると推定しています。」

「韓国の医療制度は、中国の医療制度のような問題があるのですか」と町会長。

「韓国の医療制度は日本の医療制度に似た近代的な医療制度で、電子カルテシステムなどでは、日本より進んでいると言われています。」

「それでは、中国のようにデーターを操作することができないのではありませんか」と町会長。

「僕もそう思ったのですが、感染者発見率が60.02では、新型コロナウイルスの感染を終息させるのは不可能です。」

「データーが操作されているとしか考えられないということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、どういう方法でデーターを操作したとお考えなのですか」と町会長。

「実は、中国のデーターの操作方法は、簡単に発見しましたが、韓国については、注意を払っていなかったので、操作方法を発見するのに時間がかかりました。」

「中国はどういう方法で、データーを操作しているのですか」と町会長。

「2月13日には湖北省と武漢市のトップが交代しています。その前日には初動対応が遅れたとして免職処分になった湖北省の元役人が、病院を訪れ患者に謝罪するシーンが中国のテレビで流されました。」

「免職処分になった元役人たちが病院を訪れ患者に謝罪しているのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。多数の患者と死者を出してしまった元役人たちが病院を訪れ患者に謝罪するシーンをテレビで見て、謝罪するのは当然と思った中国人は少なくなかったかもしれません。しかし、日本人の観点からすれば、湖北省と武漢市のトップが交代したことには違和感がないとしても、初動対応に関係した役人が全員免職になり、テレビでさらし者になるというのを見ると、なぜ、そこまでするのかという疑問がわきます。」

「なるほど。新型コロナウイルスが東京で広がったとき、都知事が交代させられただけでなく、新型コロナウイルスの感染を抑えることに関係する公務員が全員クビになったということですから、日本人の感覚では異常な行為を政府がしたということになるでしょうね。」

「おっしゃる通りです。」

「中国政府の異常な行為がデーター操作と関係しているとお考えなのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

2020/4/10

<謎4>
猫は、人間は図体は大きいが、運動能力が低くて、陰陽が分からないアホポンだと思っている。そういう人間に猫がしようとすることを邪魔されると、思い切り悔しいようだ。以前、苔庭を毎日荒らしていた猫が侵入できないようにしたら、小道の向こうから、にらみつけられたことがある。犬と対等に戦うことができるような猫にとって、猫より下等な人間に苔を荒らすのを邪魔されるのは許せないのかも知れない。それで、この猫は、体力が低下するのを承知で、どこまでもやろうとしているのだろう。

しかし、猫はすでに体力が低下し、苔も3日前のようには荒らせなくなっている。孟宗竹を更に増やしていけば、どこかで動けなくなり、他の猫に共食いされてしまうに違いない。

翌日は雨だったので、猫は来ないと安心していた。ところが、翌朝、小雨が降る中で苔を見ると、苔はきっちりと荒らされていた。猫は陽の雨に濡れたために皮膚が緩み、肺の機能が上がって体力が回復したのだ。猫を死なせないためにはどうしたらいいのだろう。答えは明確だ。茶の木の隙間に向かって、もう一度害獣撃退機を設置すればいいのだ。<続く>

2023/3/23